日記370

・年始の為替マーケット、謎過ぎる

・アジア時間中に誰が円買ってたんですかと聞かれると、緊急事態宣言を警戒した短期筋なんでしょうか。それだけでこんなに値幅が出るんでしょうか。本邦の投資家や実需は何をしていたんでしょうか

・ロンドン時間入り後もドル売り継続。これは…本邦の緊急事態宣言がグローバルに円高に効いてるわけがないし、リスクオンのドル売りなのか

・ところがどっこい、ジョージアの議会選挙でトリプルブルーの織り込みが進んでるなら、金利上昇を見込んでドルは買われても良いのではないのでしょうか。とかいってる間に米金利はむしろ落ちてるし、何なんでしょうか

・米株は既往最高だし。なに、もう

日記369

・三が日も終わりですね。三日坊主になっても構わないという強い気持ちでリサーチを進めています。リサーチと言っても、今は基礎知識の確認にとどまってるんですけど、それでもあまりにも自分が知らないことが多すぎてびっくりしますね。そもそも、例えば金融政策について、よくこんなあやふやな認識でこれまで金融機関に勤めていたなと驚きを禁じ得ない

・それでも丸4年近く勤めているわけで、逆に言うと自分の適応力はものすごいのかもしれない。繰り返しになりますが、これは自己肯定ブログです

・さて、当のリサーチについては、これまでの散発的な学びと違って、きちんと自分で長期的なテーマを設定したうえで、その日知るべき内容を適切に追いかけられているという実感がありまして、これはまさに「独学大全」の賜物です。もちろん、知識の面では、自分が大学以来学んできたこととの連関もあって学びがスムーズにいっている面もあるので、そこは自分が偉いねという話なんですけどね

・そのうえで、お勉強していると、必ずしもその日、学ぼうと思ってはいなかったことが副産物的に知れる、ということが起きるじゃないですか。じゃないですか、というか、起きるんですけど、これはこれで知識としてストックしておこうと思います。ということでOneNote上に「学習ノート」みたいなものを別途作っておきました

・このあと余裕があったら、今後のブログの運用方針について考えて書くかもしれない。今日はこの後、週日の総菜を作り置く予定なので書けるかわかんないですけど…という予断を許させて下さいね

・ちなみに、「問題解決大全」「アイデア大全」がkindle版で半額になっていたので、両方買ってしまった

・にっこり

日記368

・お正月、まったくおうちから出れませんので、リサーチをこそこそ進めてるんですけど、やっぱり楽しいというか、ひたすら自分と向き合う作業ですね

・学んでいると、色んな理由で躓きます。理解が追い付かない、集中力が続かない、対象に関する記述が膨大で心が折れる

・今年は、そんな学びに関する躓きを、全部書き留めていってやろうと思っています。なぜ自分がそこで躓いたのか、仮説を立て、それに対する方針を立て、実行して、検証する。そういうふうに、メタに学んでいかないとこの先ずっと成長できません

・新年二日目に「成長」という単語を用いてしまった。違う、そんなに意識の高いブログを書きたいわけじゃないんだ

・あと、関係ないですけど、勉強するときは、自分が今どこにいて何に取り組んでいるか、明確じゃない瞬間が多いからこそ、時間を計ってやるべきですね。

・さて、今年のブログの活用方法について書くと申し上げましたが、今日はちょっと別のことを考えます。平日の時間の使い方。

・まあ、社会人が勉強するってなったら、朝早く起きてカフェに行くみたいなのが相場かと思いますが、諸事情により、大抵の日はそれができないんですよね、というのが悩み。

・もっと言うと、例えば英語だったら、通勤する電車の中でリスニング、みたいなのがよくある勉強法だと思うんですけど、それもできない。ちなみにその理由は、通勤に使っている路線の騒音があまりにもひどいからです

・そんなことある?あるんですよ。もう、意見書を書きたいくらいですけど、少し調べたら、構造的に騒音が大きくなることが避けられないらしい。今は、コロナ対策もあって、窓も開け放しですし。

・んで。えー、一つ考えたのは、昼休みという手があるなということです。結局、平日やる勉強って、英語のTOEFL対策を想定してるんですけど、ここはひとまず(4月末まで)は、ディクテーションを通じたリスニング力の底上げを想定してるんです。

・そうなると、平日がっつりディクテーションをやるっていうのはなかなか難しいので、休日やったディクテーションを平日の隙間時間で聞きなおす、っていうことになるんですね。それくらいならば、昼休みにもできる

・ただ、ぼく自身は昼休みに職場近くの美術館に出かけるような人間ですので、そこまで毎日、昼休みを勉強に潰せるかというと、謎

・切羽詰まって来ればやるんでしょうけどね。

・ふむ。そうすると結局、帰宅してからやるっていうことになるんでしょうね。

・帰宅してからっていうと、そもそも帰宅が何時ですかということになるんですが、それはその時の繁忙度によってかなり振れる。ただし、一方で、帰宅してからある程度だらだら過ごしている日があることも、これまた事実なのです

・一つには、お風呂。本を読むときも多いんですけど、結局スマホを触っている時も多い。どうせスマホを見てるなら、リスニングの復習に15分くらい使っても罰は当たらないのではないでしょうか

・よし。細切れ作戦で行きましょう。どうせ、一回のディクテーション復習にかかる時間は6分程度です。これを、一日5セットやれば、一日30分やったのと同じですよね。これを、通勤の中でも音が聞こえる時間、昼休み、帰宅途中でも音が聞こえる時間、帰宅してから(お風呂、寝る前)、というふうに、分散してやることにします

・厳密にいうと、これ、もうちょい細分化して考えなきゃいけないんですが、まあ、とにかくこの方針で行きます

・よしよし

日記367

・明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

・年明けなので、改めて確認しておくと、本ブログを書き始めた一番のモチベーションは「自己肯定」です。自分は毎日ブログを書いていてえらい、たまに書けなくてもえらい、書いたら書いたで結構面白いことを書いててえらい、そういう気持ちで更新していきます

・ちなみに本年は365日ありますので、年の終わりには「日記731」が書かれていることと存じます。そこを目指して、また頑張っていくぞ

・さて、さっそく中身に入って恐縮ですけど、昨年末から本ブログ上でピーピー騒いでいる、自分のリサーチの進め方について整理しましたのでそれを書いておきます。ちなみに明日は、本年、このブログをどう活用していくかということについて書きます

・戯れに、昨年同時期の記事をご覧ください

 

dshio3721.hatenadiary.com

 ・去年のおれとは大違いだぜ、ということを誇示するためにも、以下で今年のリサーチの手法を整理します。参考文献は、言わずもがな「独学大全」(読書猿)。本当に、この本はぼくの人生の悩みの大半を占めていた、「いかにして学ぶか」という問いに正面から答えてくれる素晴らしい本です。

・ちなみに、現時点でのリサーチテーマも改めて書いておくと、A:「マクロ政策と為替」、B:「資本主義の射程と限界」、C:「動物倫理学」で、本年4月末まではAに取り組みます。ので、ひとまずAを想定して書きますが、大筋は他のテーマでも変わりません。では、以下、ブレットスタイルから外れますが、どうぞ

① 既知事項の整理:「カルテ・ク・セ・ジュ」

目的:自分が既に知っているキーワードを把握する

② 興味関心事項の横断的検索:「NDCトラバース」

目的:これまで意識してこなかったリサーチテーマを把握する

③ リサーチの入り口固め:「事典引き」

目的:最低限知っておくべき常識の確認

(具体的作業):コトバンク等、事典を引いた結果を、記述が少ない順に並び替えてまとめておく。

③´ 「専門事典」があるかどうかも確認しておく。

④ 書誌探し:書誌として使えそうな一般書/教科書を探す

目的:後続作業のために、押さえておくべき書籍/教科書を把握する

(具体的作業):経済学部時代の教科書の中で、該当する章に当たりをつけ、引用文献を確認しておく。これ以外にも、教科書として利用できそうな書籍があれば同様の作業を行う

⑤ 書誌の中で見つけた書籍を手元に揃える

もしもこの時点で興味関心がある程度 specify されていたら、同様のステップで論文を探して入手する。

⑥ 書籍の中身を横断的に俯瞰する:「目次マトリクス」

目的:集めた文献の内容について、重複や関連を見出すことにより、内容の重要度に傾聴をつけつつ興味関心を狭めていく

(具体的作業):各文献の章の目次の見出し(と、必要なら各章の内容の概略)を一覧表にまとめる。並行して、文献を横断するかたちで、類似内容やキーワードを線で繋げておく

⑦ 文献同士の関係を整理:「引用マトリクス」

目的:文献同士の繋がりを一覧しつつ、(最)重要文献を把握する

⑧ 先行研究のレビュー:「要素マトリクス」

目的:文献で用いられている研究手法や導かれる結論を横断的に把握することで、自分のアウトプットの方向性を見出す

 

・以上です。あとは、これをどんなスケジュール感でやっていくかですけど、⑤以降は物理的に時間がかかることも多い(書籍の入手等)ので、④まではさくっとやりましょう、ということですかね

・年初から飛ばし過ぎ疑惑もありますが、ふふ、勉強できるのが楽しみで仕方がない

日記366

・ということで、本年最後の記事。

・なんだかんだ、366記事を書くことに成功しました。本当によく頑張った。色々なことがあった一年だけど、具体的な振り返りはテキストファイルを打ち出したものを見つつ、感傷に浸りながらやります。

・何かを一年間続けるという経験が無かった僕ですけど、それをできたのは自信につながりました。まだ実感はないけど。意外と自分、やるじゃんというか、自分がゆっくりと変わっていく感覚を知ることができた。

・何も変わらないと思っている日々でも、前を向いている限り、少しずつ前進しているということです。来年も頑張るぞ。

・来年のブログの使い方は、今日一日かけてずっと考えていたんですけど、まあ、来年の最初の記事に記すことにします。

・日記のタイトルの付け方も、367からつけていこうかな。物事の蓄積が一目でわかるし。

・皆さん、一年間本当にお疲れさまでした。皆さんのおかげで、このブログを続けることができました。来年も、健康に、前向きに、頑張っていきましょう。

日記365

・ということで、ごちゃごちゃ考えた結果をいったんまとめますけど、計画(planning)と実態記録(logging)を別のものとして考えましょう、ということです。前者は紙媒体、ないしはGoogleカレンダーを用いて、後者は行動記録アプリを用います。ひとまず使うのはこれ

applion.jp

CSVで結果をインポートできるのが気に入りました。これで、実態を定量的に把握できます

・で、今のうちに、4月末までの週末の予定を全部立てちゃいましょうね、というお話

google カレンダーのインポート/エクスポート機能を用いて、CSVを編集する形でスケジュールを一括登録しておきます。詳しくは以下を参照。

support.google.com

よしよし。これで休日の予定はだいたい決まりましたね。4月末までと言いつつ、1年分を全部同じフォーマットにしたので、まあ、4月以降は適宜反省しながら使っていきます。

・あとは、昨日書いた通りの、2021年の反省会をいつにするか。じっくり考えなおすという意味では、GWの始まる5月1日と、お盆休みを取るであろう8月14日にしておきましょうか。例年通りの年の振り返りは12月25日しておきました。四半期ならぬ三半期なんだけど、そんな言葉はあるのだろうか。

・いよいよ次が最後の記事。

日記364

・ちなみに、手元の計算だと、来年は土日祝日が119日あるそうです。ひとまず4月末までは、39日。

・これフル活用できれば、うん。相当良いと思うんですよ。うまくは言えないけど、相当良い。つまり、簡単なレビューを一本書くには十分な時間です

・ただし、もちろんフル活用はできない。勉強以外のお付き合いとか、家事もあるしね。そこで、どんな時間の使い方ができるかシミュレーションしておきましょう。というか、標準的な土日の使い方を決めてしまえばいい。

・あのー、休日、特に標準的な土日は、週日のためのリフレッシュの時間であるという考えを否定するものではもちろんないんですけど、去年一年を過ごしてみて、だらっと過ごした土日の方が負担が大きいみたいな話もあるんですよ。それに、上に書いたように、家事もきっちりできたほうが、週日のパフォーマンスは絶対に良い。自分で作ったご飯があるというのはデカいです

・あと、別の論点ですけど、あれですね、一個前の記事の最後に書いた、恋愛事も円滑に進めていくためには、多少突発的に予定を入れられるバッファーと、それをリカバーできるプランを事前に用意しておく必要があるでしょう

・ということでひとまず、4月末までの時間の使い方。うまくいったら8月末までにも応用します。まず、起きている時間を14時間としましょう。39日分で、546時間ですね。

・このうち、週日の用意のために必須となるのは…家事は洗濯掃除と食べ物の作り置きですか。それから居合のお稽古。できれば土日、二日とも行きたいですけど、それよりかは平日に時間を作って行く方が上達が早い気がする。あとは、えーと。あれ、そんなもんか。

・うそうそ、美術館とか、お出かけの時間がありますね。筋トレもしておきたい。もちろん読書も。あとは突発的にみなとみらいや鎌倉に行きたくなるので、そういうプチ旅行も。あとカラオケ。

・美術館は、過去記事によると、平均して月に1回行っているらしいので、4月末までには4回行くことになりますね。ただし、体感としては、博物館も含めて訪問頻度をもっと上げて、月2回くらい行くのが健康的な気がする。どこに行こうかな。いずれにせよ、2時間くらいは美術館で過ごすことが多いです。

・筋トレは、1時間あれば十分です。お稽古は、2時間でしょう。

・家事は、掃除洗濯でこちらも1時間あればよい。ただし、料理については、週日分の作り置きをするとなると、買い物も含めて4時間くらいはかかります。

・いろいろと考えていたらごちゃごちゃしてきたぞ。まあしょうがない。

日記363

・ということで大晦日です。来年に向けて。やり残した思考事項を列挙していきます

・まず、このブログの活用方法。それから、来年のタスクと大まかなタイムスパン。そんなもんでしょうか

・後者から考えていきましょう。ひとまず列挙でいいです

・あ、その前に。タイムスパンを考えるときには、今年の反省を活かして、どこかでタスク進捗の見直しを行う機会を設けたいです。緩んだねじを締め直す的な。たぶん、一年に2回くらい設けたほうがいい。となると4月末と、8月末ということになりますか。

・んでは、タスクの列挙。まず英語。TOEFL100点が目標ですね。

・そんで、今年こそ留学選考に合格する。

・小説。また8月末に向けて書いていきます。今年は一次以降の選考も通過したい。

居合道。一年で初段が標準的らしいですが、まあ審査会なんかがどんなスケジュールかもわかりませんし、ひとまず基本的な居合の振る舞いを身に着けることにしたいです。

・動物倫理学。8月末までに基本的な論点の整理を終えて、年末までに論文を読めるようになっていたい

マクロ経済学。こないだのonenoteに書きましたけど、4月末までにアウトプットを出すつもりなので、年初からハイペースでお勉強する必要があります。最初は、A「マクロ経済政策と為替」の方から取り組んでいきますけど、1月中には事典引きと論点あぶり出しから始まって、2月には先行研究調査、3月頃には論文を読んで、4月のアウトプットに繋げていきたい

・8月末までに、B「資本主義の射程と限界」について、同じことをやりましょう

・そういう意味では、休日が何日あるか、さっさと計算したほうがいいな。平日は、一日のうち使える時間が平均的に30分あることは、今年初の計算で知っている。

・あと、美術館とか行くのもいいんですけど、そろそろ西洋/東洋美術について、その大まかな流れを大づかみしておく必要がある。この辺も、ぼちぼちリサーチしていきたい

・加えて、クラシック音楽もそうなんですよ。ブログでは初めて出すキーワードですけど、この辺のこと何も知らないので。似たような手続きでリサーチをしてみたい。ベートーヴェンの「第9」の歌詞の和訳を見て、興味が湧きました

・ああ、全然関係ない目標ですけど、結婚を前提にお付き合いできる人と出会うというのがありますね。外部要因が大きすぎるので何ともですけど、できることはあるはず。あるはずだ…?

・ふむ。こんなもんですか。すげー壮大だな、この一年。

・あとあれですね。もしかしたら、年の半ばに、また部署変えと引っ越しが発生する可能性がありますね。そうなるとまた、キャッチアップのためのお勉強に時間を割く必要がある

 

日記362

・リサーチを深めていくうえで、自分に何ができるか。まず、あれなんですよ、ここ数年で培ったスキルとして、「ストーリーを描く」ということができるんです。

・必ずしも厳密なロジックの積み重ね、という意味でのストーリーではないんですけどね。なんとか立証できそうな仮説をちょっとずつずらしながら、なんとか読める/そのときの直観にフィットするストーリーを書くことができる

・英語については、TOEFL90点台というビミョーな点数が示す通り、ある程度のレベルの文章を読んだり聞いたりすることができる。ある程度のレベルというのが何を指すのか、まあ、今はご想像にお任せしますというか、ここでは重要ではない

・ただし、リサーチの進め方が結構ぐずぐずなんですよ。ストーリーを思い描けても、先行研究の整理が特に未熟で、それはそもそも文献の見つけ方が悉皆的でなかったりすることに大きく起因したりしているんですが、とにかくそういうところは、来年以降のリサーチで気を付けてメソドロジーを蓄積していかないといけない

・あとは何でしょうね。ある程度、批判的な物の見方ができるということでしょうか。ないしは、客観的と言ってもいいけど、ある程度、文献から身を引いて、複数のソースを参照しながらファクトを引っ張って来れる、ということでしょうか

・うん。書いててそこまで納得感はないな

・それよりなにより、ストーリーのところと話は繋がるんですけど、クリエイティビティがある、ということは挙げられるでしょう。0から何かを産み出す(スキルがあるかどうかはさておき)気概を持ち合わせている

・それはすなわち、センスを持ち合わせているということでもあります。それについて詳しく書く気はないですけど

・これ、ク・セ・ジュじゃなくて、「可能の階梯」だな

日記361

・うむ。さっきから色々と考えてるんですけど、2020年の振り返りという意味では、「人間版・カルテ・ク・セ・ジュ」をやる必要がある気がしている

・どういうことかというと、これから独学の道を改めて歩んでいくにあたって、いま、自分は何ができるのか、ということを知っておく必要がある、ということです。一文の中に「こと」が三つ出てきた。

・つまりですね、考えれば考えるほど、自分が何も知らないということになってくるじゃないですか。当たり前ですけど。でですね、ここで改めてこのブログの意味というか、動機というか、自分の中でこの一年間、何を大事にしてきたかということに立ち返ってほしいんですけど、これから先、色んな苦労が想定されているもとで、ぼくはとにかく自己肯定感を持ち続けていかなくてはならないんです

・なので、今の時点で何ができるか、というか、2020年、それだけじゃなくて、ここ数年をかけて自分が何を獲得してきたか、今の自分に残っている武器は何なのかということを改めて確認しておきたいんです

・ということで、今の自分に何ができるか、それはもはやフランス語的にはク・セ・ジュではないんですけど、書き出していきます

日記360

・アート関係で言うと、うん、ぶっちぎりで十和田美術館ですね。最高だった。ハンス=オプ=デ=ビークの「ロケーション(5)」が今年のナンバーワンです。

・「フラワーホース」も捨てがたいけど…

・絵画では、小磯良平か金山平三か、どちらか忘れてしまったが、風景画。どちらも兵庫県立美術館所蔵。

・果たしてこれは振り返りになっているのだろうか

・思ったけどあれですね、はてぶろをエクスポートしたテキストファイルを、うまいこと区切って印刷して、手元でぱらぱら見れるようにしたほうがいいかもしれない。日記という形で残しておくのが面白いかも

 

日記359

・これらの中で、何が一番良かったかというと…。まず、小説については、衝撃を受けたという意味で、アゴタ=クリストフの「悪童日記」、でしょうか。うん、選ぶの難しいね。

・日本の小説では、佐藤正午かなあ。「きみは誤解している」。

・新書も佐藤正午で、「小説の読み書き」。まあ、新書はそもそもあんまり読んでないんですけど。

・実用書では、長沼伸一郎の「現代経済学の直観的方法」も良かったですけど、何と言っても「独学大全」(読書猿)がぶっちぎり。人生を変える本というか、もっと早くにこの人のブログに出会うべきだった。

日記358

・というわけで、2020年の振り返りでもしますかね。

・まず、読書メーターから計算すると、2020年に「出会った本」は177冊でした。出会ったというのは、「読んでいる本」「読みたい本」や、再読本も含めて、手に取ったりどこかで見かけて気になった本、ということです。このうち、読んだ本は101冊でした。

・日記127によれば、一年で150冊くらい読めそうだということだったので、まあ、いい計算でしょうか。

 

dshio3721.hatenadiary.com

 ・あと、前にもどこかに書いたんですけど、イ=ヨンドの「ドラゴンラージャ」シリーズを何度も読んでしまうので、そこで寝る前の読書時間等をかなり取られている。何でこんなに面白く読んでしまうのか、解き明かしたい

・美術館については、ブログに書いている or 記憶に残っている限りでは、兵庫県立美術館国立新美術館(ブタペスト展)、十和田美術館、青森県立美術館森美術館(STARS展、ミッキーマウス展)、三井記念美術館敦煌の写経展、国宝の名刀『日向正宗』と武将の美展)、東京ステーションギャラリー河鍋暁斎の底力展)、国立西洋美術館清澄白河の現代美術館ですかね。延べ9館、だいたい月に一回行ってる計算ですか。原美術館、休館前に行きたかった、というのと、横浜美術館はいつ行っても開いてない。

・博物館は、東京博物館(アジアのレジェンド展、工芸展)、上野科学博物館ですか。江戸東京博物館も、いつ行っても開いてなかったですね。下調べが足りてないだけですけど。お台場の科学館にも行きたかったな

日記357

・というか、ふと思ったんですけど、「カルテ」って来年入り後にやってもいいのではないでしょうか。勉強そのものだし。

・うーん、まあ、でも、今年できることはやっておきましょうか。

・なんというか、「独学大全」を読んで作業をしてから、非常に気分がすっきりしてますね。久々に、やるべきことが明確になっているというか、正確には、取り組むべき方向性が定まっている感じがする

・この勢いで、2020年の振り返りみたいなことと、2021年の包括的な目標/タイムラインについて考えていきましょうかね

・プランニング、ずっと苦手だと思って生きてきましたが、実は好きなのかもしれない。アイゼンハウアーの "planは役に立たないがplanningは不可欠である" という一節も「独学大全」で知りましたけど、まさにそのとおりですね

日記356

・最後に、動物倫理学について。

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・もはや字が汚くて、何が書いてあるかよく分かりませんね。まあとにかく、現状の議論について、論点や論法を網羅的に把握しようということです。

・これについても、すぐにでも「カルテ」に進みましょう。

・リサーチ準備の第一段階が、ようやく終わりそうです。もちろん、ここで挙げたロードマップを不断に見直しながら進むことになるわけで、それについてもやり方を考えなくてはならないんですけどね。