日記367
・明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。
・年明けなので、改めて確認しておくと、本ブログを書き始めた一番のモチベーションは「自己肯定」です。自分は毎日ブログを書いていてえらい、たまに書けなくてもえらい、書いたら書いたで結構面白いことを書いててえらい、そういう気持ちで更新していきます
・ちなみに本年は365日ありますので、年の終わりには「日記731」が書かれていることと存じます。そこを目指して、また頑張っていくぞ
・さて、さっそく中身に入って恐縮ですけど、昨年末から本ブログ上でピーピー騒いでいる、自分のリサーチの進め方について整理しましたのでそれを書いておきます。ちなみに明日は、本年、このブログをどう活用していくかということについて書きます
・戯れに、昨年同時期の記事をご覧ください
・去年のおれとは大違いだぜ、ということを誇示するためにも、以下で今年のリサーチの手法を整理します。参考文献は、言わずもがな「独学大全」(読書猿)。本当に、この本はぼくの人生の悩みの大半を占めていた、「いかにして学ぶか」という問いに正面から答えてくれる素晴らしい本です。
・ちなみに、現時点でのリサーチテーマも改めて書いておくと、A:「マクロ政策と為替」、B:「資本主義の射程と限界」、C:「動物倫理学」で、本年4月末まではAに取り組みます。ので、ひとまずAを想定して書きますが、大筋は他のテーマでも変わりません。では、以下、ブレットスタイルから外れますが、どうぞ
① 既知事項の整理:「カルテ・ク・セ・ジュ」
目的:自分が既に知っているキーワードを把握する
② 興味関心事項の横断的検索:「NDCトラバース」
目的:これまで意識してこなかったリサーチテーマを把握する
③ リサーチの入り口固め:「事典引き」
目的:最低限知っておくべき常識の確認
(具体的作業):コトバンク等、事典を引いた結果を、記述が少ない順に並び替えてまとめておく。
③´ 「専門事典」があるかどうかも確認しておく。
④ 書誌探し:書誌として使えそうな一般書/教科書を探す
目的:後続作業のために、押さえておくべき書籍/教科書を把握する
(具体的作業):経済学部時代の教科書の中で、該当する章に当たりをつけ、引用文献を確認しておく。これ以外にも、教科書として利用できそうな書籍があれば同様の作業を行う
⑤ 書誌の中で見つけた書籍を手元に揃える
もしもこの時点で興味関心がある程度 specify されていたら、同様のステップで論文を探して入手する。
⑥ 書籍の中身を横断的に俯瞰する:「目次マトリクス」
目的:集めた文献の内容について、重複や関連を見出すことにより、内容の重要度に傾聴をつけつつ興味関心を狭めていく
(具体的作業):各文献の章の目次の見出し(と、必要なら各章の内容の概略)を一覧表にまとめる。並行して、文献を横断するかたちで、類似内容やキーワードを線で繋げておく
⑦ 文献同士の関係を整理:「引用マトリクス」
目的:文献同士の繋がりを一覧しつつ、(最)重要文献を把握する
⑧ 先行研究のレビュー:「要素マトリクス」
目的:文献で用いられている研究手法や導かれる結論を横断的に把握することで、自分のアウトプットの方向性を見出す
・以上です。あとは、これをどんなスケジュール感でやっていくかですけど、⑤以降は物理的に時間がかかることも多い(書籍の入手等)ので、④まではさくっとやりましょう、ということですかね
・年初から飛ばし過ぎ疑惑もありますが、ふふ、勉強できるのが楽しみで仕方がない