日記362

・リサーチを深めていくうえで、自分に何ができるか。まず、あれなんですよ、ここ数年で培ったスキルとして、「ストーリーを描く」ということができるんです。

・必ずしも厳密なロジックの積み重ね、という意味でのストーリーではないんですけどね。なんとか立証できそうな仮説をちょっとずつずらしながら、なんとか読める/そのときの直観にフィットするストーリーを書くことができる

・英語については、TOEFL90点台というビミョーな点数が示す通り、ある程度のレベルの文章を読んだり聞いたりすることができる。ある程度のレベルというのが何を指すのか、まあ、今はご想像にお任せしますというか、ここでは重要ではない

・ただし、リサーチの進め方が結構ぐずぐずなんですよ。ストーリーを思い描けても、先行研究の整理が特に未熟で、それはそもそも文献の見つけ方が悉皆的でなかったりすることに大きく起因したりしているんですが、とにかくそういうところは、来年以降のリサーチで気を付けてメソドロジーを蓄積していかないといけない

・あとは何でしょうね。ある程度、批判的な物の見方ができるということでしょうか。ないしは、客観的と言ってもいいけど、ある程度、文献から身を引いて、複数のソースを参照しながらファクトを引っ張って来れる、ということでしょうか

・うん。書いててそこまで納得感はないな

・それよりなにより、ストーリーのところと話は繋がるんですけど、クリエイティビティがある、ということは挙げられるでしょう。0から何かを産み出す(スキルがあるかどうかはさておき)気概を持ち合わせている

・それはすなわち、センスを持ち合わせているということでもあります。それについて詳しく書く気はないですけど

・これ、ク・セ・ジュじゃなくて、「可能の階梯」だな