日記446

・さて、次に日本人講師の対策について考える前に、自分の利用可能な勉強可能時間について、レッスンのことを勘案したうえで考えてみます。つまり、日記445に書いたような訓練を行う自習の時間がどれだけあるのか、ということです。それによって、日本人講師の対策の仕方も変わってくるので

・まず、フランス人講師の第一レッスンは水曜夜です。その後、次の土曜のレッスンまで、どれくらい自習時間があるかと言うと…木曜と金曜が最大各2時間、土曜の朝と昼で1時間15分なので、計5時間15分。んで、土曜から月曜の日本人講師のレッスンまでは、日曜の2時間。その後、月曜から水曜までは、火曜の2時間と、水曜朝昼の1時間15分なので、3時間15分。

・まあ、土日はもちろんもうちょい勉強するつもりですけど。ちなみに、1日のマンデートである1.5時間~2時間を上回って勉強した際のリワードシステムも設けたいと思っています。が、ここはまた考える

・さて、日本人講師もフランス人講師も、それぞれ課題を出してきます。が、これは、それぞれ2時間あれば十分終わるでしょう。というか、終わらせる

・上記の通り、自習時間は計10時間半ですから、そのうち4時間が課題に充てられて、残りは6時間半。

・上記の自習と課題のほか、復習に取り組みたいんですね。これは主に、授業で教わった内容や語彙、構文などをAnkiに入力していく時間です。体感なんですけど、2時間の日本人講師の授業を入力するのに3時間はかかるイメージです。なので、まあ、要するに、課題以外の時間はほぼAnkiの入力と実施に充てられることになるでしょう。というか、そうしたい

・なので、残りのわずかな時間、具体的には1時間45分程度、つまり1日15分程度は、当面は発音練習に充てることにします。

・整理してみると、こんな感じになりそうでしょうか

 
発音練習(15分) 発音練習(15分) 発音練習(15分) 発音練習(15分) 発音練習(15分) 発音練習(15分) 発音練習(15分)
Anki入力 Anki入力 Anki入力、
課題①残り
Anki入力 Anki入力、
課題②残り
Anki入力 Anki入力、
課題③
Anki実施 Anki実施 Anki実施 Anki実施 Anki実施 レッスン③
フランス人講師
Anki入力、
課題③
レッスン①
日本人講師
課題① レッスン②
フランス人講師
課題② 課題①、②残り Anki入力 Anki入力、
課題残り

・はい。こんな感じでやっていきましょう。また回してみて違和感あればブログに書きます

日記445

・フランス語の勉強について、少し方向性というか、取り組みの方針みたいなものが見出せそうになってきたので、書くことによってそれを実現しようと思います

・なんだこの回りくどい書き出しは

・まず、いま、週に5時間のペースでマンツーマンレッスンを受講しています。月、水、土の週3回。このうち、2時間は日本人講師のもとで文法のレッスン、3時間はフランス人講師のもとでDELF対策としてリスニング、ライティング、スピーキング、リーディングを総合的にやってます

・大事なことを書くのを忘れていた。年初来、毎日、Googleカレンダーに従って、必ず1.5~2時間はフランス語の勉強に時間を割いています。お風呂での「英語のハノン」も然り、通勤中のハノンの復習も然り

・んで、Ankiのことを先に書いておきますと、かなり強力なツールです、これ。Anki上のコマンドも、それなりに使いこなしてきたので、わりと自由に暗記カードの作成ができています。特に、Google音声を挿入して発音させられるのが素晴らしい。脳が老化して、明らかに記憶力が衰えてきている中、ものすごくありがたいです

・この辺の話を前提として、お勉強の取り組み方針について書きながら考えを整理していきましょう

・まず、フランス人講師のレッスンなんですけど、自分の実力対比でかなりレベルが高くて苦労しています。授業中に聞かされるリスニングは聞き取れることがほぼないし、課題、特にライティングなんですけど、既に「一つのトピックについて、カジュアル/ビジネス/フォーマルの3つの文体で自分の意見を書く」とかいう、およそこないだまでアルファベを覚えていた人間に課すべきとは思えない課題が出されたりしている

・なので、感覚としては、自分の前頭葉のかなり端っこの方で能力を発揮することが求められているというか、かなり付け焼刃的な学習を強いられている

・さすがに何を書いているのか、上記の文で分かる人は皆無だと思うので補記します。例えばリスニングなんですけど、まったく、謙遜ではなくほんとうにさっぱり、何を言っているか分からない割に、正答率はそんなに悪くないんですよ。何でだと思います?これ。

・これはですね、身も蓋もないこと言いますけど、勘なんですよ。勘で当ててるんです。んで、この勘について分かっていることを少しだけ書いておくと、つまりこれは、まったく、謙遜ではなくほんとうにさっぱり、何を言っているか分からない中にあっても、さすがに一つくらい聞き取れる単語があったりするんですよ。んで、その単語と、問題用紙に書かれた選択肢(下手するとこれも、何て書いてあるのか、初見では分からないことも少なくないです)と、会話の雰囲気を突き合せながら、正解と思われるものを選んでるんです。つまり、前頭葉上で、自分の感性みたいなものをフル稼働しながら回答している。逆に言えば、回答の裏付けとして、しっかりとした文法知識とか、語彙があるわけではないという意味で、付け焼刃的にレッスンをこなしてるんです

・それが悪いとは言わないですよ、もちろん。そういう、いわば対応力があること自体は、自分の強みであり長所です。

・ライティング課題についても、ぶっちゃけて言えば、インターネット上で辞書と翻訳ツールを駆使すれば、それらしい回答を作ることはできるんです。もちろん、それ一本に頼っていると文中で破綻が出てきますから、そこもやはり対応力を用いて、限られた文法知識の中でより「それらしい」文章にする、というのも、今の段階では勉強になったりするわけです

・繰り返しですが、そうした対応力で付け焼刃的に課題やレッスンをこなすこと自体を、いまは悪いと思いません。課題が出来なくて自己肯定感が下がってしまうようなことがあれば学習自体を嫌いになってしまいますから。仕事をしながら学習している以上、モチベーションの低下だけは避けたい

・さて、では今後この状況をどうするのかという話になります。少し焦点を絞りますけど、より具体的には、いま、付け焼刃的にこなしてしまっているライティング課題への取り組み方をどうしようか、ということです。

・結論としては、Ankiのところとつながるんですけど、課題に取り組んだ結果生成された模範解答を、端から端まで全て暗記する、ということにしようと思います。

・結局ですね、「辞書や翻訳ツールを使って作文してしまう」という、なんとなくの罪の意識を裏返してみれば、そこには「自分の頭だけを使って一から完璧な文章を産み出さなくてはならない」という原理主義的な理想論があるわけです。ところが、哀しいかな、ぼくくらいの年齢になると、いくら苦労して(イニシャルコストを払って)文章を絞り出したとしても、その苦労の経験だけをもってして文章を頭に刻み込むなどということはできないのです。たぶん、どんなレベルであれ、文章をある程度自在に操れるようになるためには、嫌というほど繰り返し、その文章に触れるということしかないような気がしているのです

・とするならば、文章を絞り出すイニシャルコストは最低限に抑え、講師の添削を受けながら模範解答を生成し、それを繰り返し頭に刷り込むことによって、いつでも自在に、まったく脳のリソースを割くことなく、スピーキングでもライティングでも、その文章を取り出せるようにしておく訓練に時間を割く方が良いと思っています。ので、その通りやります

日記443

・んげんげ。美術館について書いておきます

五島美術館
アーティゾン美術館
すみだ北斎美術館
草間彌生美術館
山種美術館
SOMPO美術館
東京都現代美術館
出光美術館
ワタリウム美術館
東京国立近代美術館
世田谷美術館
東京都写真美術館
東京都庭園美術館
21_21 DESIGN SIGHT
三菱一号館美術館
根津美術館
東京都美術館
上野の森美術館
パナソニック留美術館
3331 Arts Chiyoda
明治大学博物館
Bunkamura
岡本太郎記念館
森アーツセンターギャラリー
国立新美術館
サントリー美術館

・この辺がぼくの生活圏にある美術館でしょう。本当は横浜美術館もあるんですけど、なんと2023年度中まで閉館という。もうぼくが日本にいる間に訪れることはできないんでしょう

・いちおう雑記ということで書き記しておきますけど、最近は清澄白河東京都現代美術館と国立近代美術館に行きました。後者は今回はコレクション展しか見てないんですけど、500円であれだけ見られれば十分ですよ。最近はまた収蔵を増やしたようで、さらに見応えがあります。今回のお気に入りは、太田聴雨の「星を見る女性」、佐々木象堂の「三禽」、上田臥牛の「冬樹」。

・別日に行った「民藝の100年展」も面白かったのでその話もいつか書かないといけない

・前者は「MOTコレクション Journals 日々、記す vol.2」を見てきました。今はオミクロンちゃんのせいで臨時休館になっているので、見に行けて良かった。お気に入りは、吉田夏奈(康夏奈)の「花寿波島の秘密」、アピチャッポン=ウィーラセタクンの「エメラルド」。特に前者は、アーティスト本人がかなり若くして亡くなっているということもあって興味を持って少し調べてみました

arttank.co.jp

・自然というものに対する自分の感覚を丁寧に拾い上げた「花寿波島の秘密」は、まさに本企画の「記録」に通底するものがあると思います

日記442

・まず最初のテキストに選んだのはこれです

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E-%E6%96%87%E6%B3%95%E7%B7%A8-%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BB/dp/4901429620

・前にも書きましたが、塗り壁方式で行きます。これをどう、自分のライフスタイルに合わせるかと言うと…

・まずは、基本となる発音ルールの確認が済んだ(暗記はこれからやります。そのやり方はまた今度書きます)ので、次に単語の読みの確認です。巻末に単語一覧があるので、これを使う。まず、これをスキャンしてパソコンに取り込んでおきます

・朝、これを印刷します。各ユニットに単語とその読み方が音声付きで乗っているので、その日覚えられそうなユニット数だけ発音を確認し、巻末単語一覧にマーキングします

・昼に、この一覧だけを見ながら発音します。必要に応じて、ルールを振り返りながらやる

・夜、音声だけを聞きながら、正しく単語を書き起こせるかチェックします

・単語は、いま数えたら320語程度あるようです。これが終わったら、いよいよテキストの塗り壁に入る

・塗り壁は、朝、文法を簡単に確認しながらテキストの基本文を筆写・音読し、昼にそれを聞いて書き起こし、夜、確認問題をやる。これをまず一周し、終わったら音読10回+筆写3回を3周します

日記441

・淡々と、日々のマンデートをこなしています

・いや、このブログの趣旨に鑑みて、ちゃんと言いましょう。自分で決めたことを毎日守っていて本当にえらい

・さて、この間、簡単なスクールリサーチと、仏語学習のテキスト入手、暗記のための環境整備をしていました。三つ目についてはいつかまた書く

・まず、スクールについては、「パリ」、「1年の修士課程」、「グランゼコール」という条件で調べています。今のところ見つけたのは、以下の通り

www.sciencespo.fr

・上記のうち、興味があるのは以下です

https://www.sciencespo.fr/public/en/academics/master-arts-politics

https://www.sciencespo.fr/public/en/content/master-public-affairs

・前者は仏語コース、後者は英語コース。

www.essec.edu

・こちらは英語コース。

・いずれの場合でも、そもそも日本の社会人を受けて入れているのかは、どうにかして確認する必要がある。

・Scineces Poの場合は、必要な資料や応募要件はこちら

docs.google.com

・ESSECの応募要件はこれから確認しますが、GMATを受ける必要はあります

・まあ、本格的なリサーチはこれから仏語スクールに通いながらやりますが、いずれにせよC1レベルが必要ですね、仏語

・そのための勉強方法については次のエントリーで

日記440

・さて、またフランス語の方に戻ってきました。これから必要な作業のリストアップをしていきます

・しました。こんな順番で行きます

・まず、ごく簡単な学習ルートマップですけど、ゴールははっきりしています。今年の11月頭にある、DALFという仏語試験のC1レベルに合格することです。その内容としては、ざっくり言えば、「長く複雑な文章を理解したうえで、同じレベルで自分の意見を発信できるようになること」です。まあ、そもそもまだC1レベルの問題文すら読めないので、かなりざっくりした理解ですけど

・で、そのレベルに至るには、簡単な順に、「ごく簡単な読み書きができる」「ある程度まとまりのある文章の読み書きができる」「長く複雑な文章の読み書きができる」というプロセスを踏む必要があるでしょう

・で、このファーストステップをより具体化すると、一つには、子ども用の辞典を使えるようになること、というものが挙げられます。ひとまずここを目指すつもりです

・塗り壁方式を採用します。まず、フランス語はアルファベットの読みが英語と異なるので、ここの確認からいきます。次に、発音記号を用いて、発音ルール(子音、鼻母音、その他の母音)の確認をします。その後、数字と、時間を表す表現をおさらいします。ここまでが第一歩

・第二歩めは、頻出というか、基礎中の基礎の単語(冠詞、人称代名詞、英語でいうbe動詞、等)の単語の読みを、確認します。ここで確認する単語は、テキストに出てくる会話文の単語です

・第三歩めが、会話文を読みながら、最低限の文法事項を確認します。ここでは音読を中心にして、文法事項の確認は最低限に留めます

・そして、ファーストステップの最後、第四歩めとして、文法を理解したうえで、会話文を10回ずつ音読し、3回ずつ筆写します。これを、テキスト3周分やります

・ここまで終えたら、たぶんちょうどスクールがスタートする頃になると思います。そうしたら、「プレマップ/ポストマップ」や、「鈴木式6分割ノート」あたりの技法も使いながらやっていきましょう

・よし。あとは朝ご飯のメニュー作りか

・あ、あと、英語と数学のお勉強のロードマップ作りと、「現代文解釈の基礎」の学習計画を立てましょう

・本当に今日、三が日か??

日記439

・ということで、日記438に書いたことを部分的に実践しました。まず、日常生活に必要な消耗品の管理は、Googleドライブを経由してExcelファイルを編集することで解決しました

g-tips.jp

・詳細な方法は面倒なんで書かないですけど、GAFAってすげ~~

・これでスマホ/PCの両方から同一のファイルをリアルタイムに編集することができます。出先でスマホから、ストックの切れている消耗品を確認することもできるし、PCを使ってネット通販で消耗品を買ったらこれをファイルに反映することもできる

・次に、銭湯については、これまで行ったことのある名銭湯&最近リニューアルした場所を中心に行ってみたい銭湯をリストアップしてピンを刺しておきました。まあ、こっからさらにできることもあるけど、とりあえずはこれでいい。

宮城湯  東京都品川区西品川2丁目18?11
湯パーク レビランド  東京都世田谷区祖師谷1丁目24?1 レビアネックスビル
桜館  東京都大田区池上6丁目35?5
はすぬま温泉  東京都大田区西蒲田6丁目16?11
千代の湯  東京都目黒区鷹番2丁目20?3 ベルメゾンタカバン
文化浴泉  東京都目黒区東山3丁目6?8
ゆーザ・中井  東京都新宿区中落合1丁目13?8 T's スクウェア 1F
湊湯  東京都中央区湊1丁目6?2 メゾン・ポルト
三越  東京都港区白金5丁目12?16 ヒルズ白金
中延温泉 松の湯  東京都品川区戸越6丁目23?15
戸越銀座温泉  東京都品川区戸越2丁目1?6
妙法湯  東京都豊島区西池袋4丁目32?4
光明泉  東京都目黒区上目黒1丁目6?1
北沢湯  東京都世田谷区上北沢4丁目10?11
栄湯  東京都新宿区西落合2丁目6?2
三ノ輪 改栄湯  東京都台東区三ノ輪2丁目10?15
金春湯  東京都中央区銀座8丁目7?5
ふくの湯  東京都文京区千駄木5丁目41?5
改良湯  東京都渋谷区東2丁目19?9
南青山 清水湯  東京都港区南青山3丁目12?3
萩の湯  東京都台東区根岸2丁目13?13
日暮里斉藤湯  東京都荒川区東日暮里6丁目59?2
かるまる 池袋店  東京都豊島区池袋2丁目7?7 6F
寿湯  東京都台東区東上野5丁目4?17
小杉湯  東京都杉並区高円寺北3丁目32?2
万年湯  東京都新宿区大久保1丁目15?17

日記438

・そしてそのためにまず、ちくま学芸文庫の「現代文解釈の基礎」の前編を少しずつ読み進めます…という話はまた後でします。これもページ総数から一日に読める量を割り出して、という前捌きが必要なので

・さて、数学を学ぶモチベーションを振り返る前に、そもそもこの正月休み中に考えておきたいことを羅列しておきます。んで、取り掛かれるものから取り掛かる

・まず、唐突に聞こえるかもしれないですけど、日常生活に必要なものをリストアップしておきたいんですわ。分かりやすく言えば日用品、消耗品です。こういうもののストックが切れていて家事が進まなかったり、どこで買えばいいんだっけ、ストックはあるんだっけ、というようなことで頭のメモリを使いたくない

・次に、日々の食生活、特に朝ご飯として食べるものの選択肢をリストアップしておきたいんです。これによって朝のお勉強のモチベーションにもなるし、食生活がしっかりしていると仕事やお勉強にもしっかりと打ち込める傾向にあるということが分かっているので。広義のストレスマネジメントですよ

・で、あとあれですね、銭湯。まあ、美術館とかもそうなんですけど、そういう息抜きのための手段をリストアップしておいて、その手段にアクセスするためのコストや手法をすべて整理しておきたい

・まあ、これらのリストアップの結果を、必ずしもこのブログに載せる意味はないんですけど。とにかく、すべては、「毎日勉強する」という戦略のための手段です

・最後に、フランス語勉強のロードマップですね。可能の階梯から始めていくのはまあ想定内として、これまでの自分の語学学習にまつわる知見を総動員して、本当に効果のある勉強法を探っていきたい。

日記437

・そして今からぼくはもう一段、恐ろしいことを書くつもりでいます

・それは今年一年かけて、自分が習得したと思っている基礎言語を、もう一度見つめなおすべきじゃないかということです

・基礎言語とは、ここ数エントリーで書いている外国語(英語、フランス語)のほか、日本語と数学です

・恐ろしい…

・それぞれのモチベーションについて整理しておきましょう。まず、日本語の方ですが、これは分かりやすく自分の小説のためです

・ここ数年、毎年小説を書いてきたおかげで、例えばモチーフを含めて物語の型を考えることとか、表現上の工夫とか、そういうことについて散発的なノウハウを得ることに成功してきました。それだけでなく、一定の成果を出すこともできている。昨年応募した文学賞で、上位5%程度にまで残ることができたのも、ここ数年の取り組みの結実でしょう。つまり、少なくとも、「小説っぽく見える」文章を書く能力は獲得している

・一方で、やはり世に出ているような小説と自分の作品とでは、一定のレベルの差があることも事実です。その要因が何かははっきりとは分からないわけですが、この、「要因がはっきりと分からない」という事実そのものが、自分が小説/文学というものに対してきわめて浅い理解しか持っていないということを示している、と思うのです

・その曖昧模糊としたベールを取り去るため、もう一度、日本語の読み方というものをさらうべきだと思っています。逆に、そうした取り組みなしにこれからも文章を書き続けようとすると…それは世にはびこる、「小説家になろう」系のノウハウをさらに洗練させるしか選択肢がなくなるほか、たとえば優れた小説から何かを学ぶ機会も失い続けるということになります

・後者の方はよりクリティカルですね。例えば読書メーターの記録を振り返ってみると、年間で50~100冊程度、本を読んでいます。その中で恐らく3分の2程度が小説だと思うんですが、そうした読書体験から得られる有益な知見、例えば優れた表現や構成、というものを見抜く力を底上げしておくことが重要だと思うんですね

・そしてこの力は、小説という自分の創作活動だけでなく、仕事やライフアドミニストレーションにも活きてくる…というのは書くまでもないことでしょう

日記436

・あそうだ。そういえば今、ある特定のトピックについて知りたいと思っていることがあります

・それはあれです、ストレス耐性を身に付ける方法。

・ここにきて、そんなこと言う?

・言うんですよ

・これもですね、結局は昨日書いた、自分の戦略のグランドデザインを達成するための手段です。精神的に不安定なことが続くと、「毎日勉強する」という自分の目標から遠ざかることになってしまうので、ここを補う手法を知っておきたい

・これはトピカルな調べものになるので、これまでに蓄積してきたメソドロジーが使えます

・と言いつつ、ほぼシネクドキ検索で済むんですけど。「ストレスマネジメント」で検索をかけると、「セルフケア」「3つのR」といったキーワードに出会うことになります。厚労省が提供する以下のサイト上では、3つのRは下記のように定義されています

https://kokoro.mhlw.go.jp/usagi/ug004/

・レスト(Rest):休息、休養、睡眠
・レクリエーション(Recreation):運動、旅行のような趣味娯楽や気晴らし
・リラックス(Relax):ストレッチ、音楽などのリラクセーション

・それと、セルフケアの文脈では、キーワードとして「マインドフルネス」もよく出てきます。要は、そもそも自分がストレス環境下にあるということに気が付くという意味でも、瞑想その他のマインドフルネスのための行為は有益なんでしょう

土屋 政雄 (Masao Tsuchiya) - 資料公開 - researchmap

・上記で公開されている論文を読む気はないなと思っていたら、怪しげなまとめサイトがありました

https://www.armg.jp/journal/106/

・3つのRについて考えます。一見簡単そうに見えて、実は考えがいのある事項だと思ったからです

・まず一つ目のRestについて、特に重要なのは睡眠でしょう。んで、これは、これからGoogleカレンダーに流し込む日々の予定をちゃんと守れれば、問題はないはずです。ただし、ただこれを守るといっても実効性がないので、先に示した行動方針の一つ目「飲み会に行かない」ことで睡眠の不足を未然に防ぐ。残業によって生じる帰宅の遅れについては、そもそもこれをマネジメントすることに腐心しましょう。つまり、残業が生じてからの対処法を考えるのではなく、残業が生じないように自分の仕事をコントロールするんです

・はい。こうなると、もはやプライベートの域を超えて、仕事の方針すら決まってきますね。残業をしない、より正確には、19:30までに帰宅をするよう、仕事のスケジューリングをしていきます。よって毎日、18:30には帰ろうね、という

・二つ目のRね。今やっている、居合と空手の二刀流はさすがにできないかなと思います。なので、どちらのお稽古も、隔週とするのはどうでしょうか。

・あー、それいい。すごく現実的な気がする。ないしは、いまできていない、ジムでの筋トレも、このサイクルに組み込みましょうかね。ただ、繰り返しになりますが、ここは1月以降に決定する、フランス語スクールへのコミット度合いとの兼ね合いで決めます

・三つ目のR。ぼくにとっては、毎日のお風呂と、週末の銭湯タイムは欠かせないです。特に銭湯に関しては、2021年、何度訪れたことか!なのでここも、なるべく事前に計画を立てて、都内のどの銭湯を訪れるのか、事前に予定として組んでおけたらいいなと思います。横浜への小旅行も同様。

日記435

・さて、最近、「失敗の本質」(戸部良一ほか)を絶妙に読みかけています。2021年第Ⅲ期は、(自分の評価としては)お仕事もあんまり振るわなかったし、2021年にわたっての自分の独学が部分的にしか成功しなかったとの自省から、この本を手に取っています

・んで、まだ絶妙に読みかけている段階でこんなことを書くのもアレですけど、本書で強調されている大事なメッセージは、巷においてやや誤解されているような気がします。この本を読んだ人は、口をそろえて「日本軍が取った、戦力の逐次投入という戦術と、兵站の軽視が失敗を招いた」と言いますが、これはあまりに短絡的な要約でしょう。要約というか、印象に残ったフレーズをリフレインしているに過ぎない

・どうした、突然のディスり

・本書において大事なメッセージの一つは、日本軍が戦略のグランドデザインに欠けていた、ということです。戦力の逐次投入も兵站の軽視も、その結果に過ぎない

・戦略というのは、何を目的に作戦を実行するかという、言ってしまえば戦争のゴールです。米軍の戦略と、そのデザインがいかなるものであったかということは本書を読んでいただければいいんですが、ここでぼくにとって大事なことは、2022年のお勉強においてはこの戦略のグランドデザインを忘れないようにしようねということです。

・戦いに引き付けて言うならば、2021年までのお勉強はその場しのぎの対応力を、まず身体に染み込ませるものでした。今年は、その対応力をなるべく発揮 ”しない” ことを目指します

・つまり、対応力が必要となるのは、あくまで局所的な戦いや、戦いの大詰めにおいてのみ、と認識することが大事です。対応力を発揮せざるを得ない状況に自ら追い込んでいくことは大事ですが、その時点で戦略のグランドデザインを行うリソースはぼくにはないでしょう

・では、2022年のお勉強の戦略とは何か。それは、直近のエントリーの繰り返しになりますが、「毎日続ける」ことです。勉強を通じて、何か知識を身に付けたり、試験にクリアしたり、ということを、戦略、つまり戦いの目的として位置づけません。ここが重要です。

・お勉強を毎日続けること。これを、2022年における人生の目的とするんです。この目標を達成するためには、リソースの投入を惜しまない、というのがぼくの戦略です

・英語も、仏語も、留学先での学習のためのお勉強も、(ここをどうするかはまたちゃんと考えますが、)小説も、毎日続けます。何がしかのかたちで、これらに毎日触れます。これが、虚無感というディメンターを追い払う、ぼくの守護霊です

・最後、カッコよすぎるだろ

・カッコよくはなくない?

日記434

・そしてまあ、直近の数エントリーで書いている通り、フランス語と英語の習得を基本としつつも、空いた時間でもっといろんなこともしていきたいんですよね。去年更新できなかった動物園ブログ然り。

・そして、のっけから嫌なこと言いますけど、この段階で計画しなかったこと、計画を立てようとしなかったことは、一年を通じて実行しないでしょう。

・ということで、かなりしつこいですが、去年のブログを見返しながら、なにが自分の独学を妨げたのか、もう一度振り返っておきましょう。あの恐ろしい虚無感への対処法は先のエントリーに書いた通りですが、その根幹には、自分のビジョンの欠落というか、結局自分が何を目指しているのかが不明確だったことがあるような気がしているんです。つまり、対処療法は分かっていても、虚無感が生じる根本的な要因についての考察が欠けているような気がするんですね

・ブログ、振り返りました。やっぱり、長期的に考えて自分が目指すべきビジョンが欠けていることが、自分を苦しめていたようです

・そしてこのブログでは明示的に書いていなかったかもしれないですけど、例の留学選考の結果が出まして、来年からフランス留学に行くことになりました。よって、少なくとも中期的なビジョンについては、(良くも悪くも)決まったことになります。

・となると、まず、短期的に達成しなくてはならないことはほぼ決まります。それはすなわち、英仏の語学学習と、留学先で勉強したいことについての基礎事項を固めることです

・そして、長期的なビジョンは、昨年自分でブログに書いた通りです。

 

dshio3721.hatenadiary.com

・今後、また自分の気持ちが揺らぐことがあったら、ここを深掘りしてみましょう。また新しい発見があるかもしれません

日記433

・ということで、明けましておめでとうございます。年始なので確認しておきますけど、これは自己肯定感を高めるためのブログです。ブログを書いていてえらい、たまに書けなくてもブログのことを考えていてえらい、書いたら書いたでまあまあ面白いことを書いていてえらい

・必ずしも自分の勉強のためのブログでもなく、ライフログに近い形での雑記として、今年も書いていきます。いつか振り返って、この時の自分はこんなことを考えていたんだとかいうことを振り返る契機にもなるし、そもそも何かを書くことで自分の思考が整理されることにも繋がったりするので、とにかく書き散らかしておくということです

・だから読んでも面白くないよ

・でも暇があったら読んでね

日記432

・年をまたいだようにも思われますが、いったんは気にしない

・やっぱり例の、恐ろしいほどの虚無感さえ排除できれば、何とか続けられそうなんです。よって指針の二つ目として、1分でも勉強に向かったら、それを成果とみなします。毎日勉強を続けることを、もはや目的とするんです

・あとあれだ。現時点では、会社の昼休みも勉強の時間に入れているんですけど、週に一回ぐらいは同僚と昼ごはんに行くようにしてるんですよね。ここも、あんまり我慢しても続かないですから、まずは週一回、これを認める扱いにしましょうか。本気で考えれば、ここも両立できるんですけどね