日記378

・自分の動物園ブログを読み返してたんですけど、ふふ、結構いいこと書いてるんですね。いいことというか、勉強のテーマ、骨格として面白そうなことが書いてあって、関連するデータとかで丁寧に肉付けしてあげれば、もっと面白いものになりそうな気がする。

・またぞろ、創造的な営みに興味が湧いてきています。小説を書きたいというのもそうなんですが、色んなことを勉強したいという気持ちになっている

・背景の一つには、本業のお仕事が評価されつつあるということがあります。今年入り後にやっているリサーチの延長線上にあるようなアウトプットを模索していて、それがどうやらうまくいきそうだということがある

・この辺、読書猿氏の各種メソッドを組み合わせたり、これまで蓄積してきた知的コミュニケーション術、具体的には「ISSUE DRIVEN」であったり、外山滋比古の「思考の整理学」であったり、松浦弥太郎の「考えるコツ」であったり、こうした先人の知恵を借りる形で進めていきたい

・もともと自分自身は、こういう、「メタ知」に関するメソッドを収集/実践することが大好きでした。学生時代のこうした蓄積が、今になって自分の力になっていると考えると、感慨深いものがあるし、一見遠回りに見えたこうした蓄積を怠ることなく行ってきてよかった

・みなさんそろそろお忘れかもしれませんが、これは自己肯定を目的としたブログです

・さて、もう一つの背景には、林達夫久野収の「思考のドラマトゥルギー」があります。これを毎晩、少しずつ読み進めている

・こうした本を読むと、現代の日本で”知識人”とされる人ですら、その知の蓄積がいかに浅薄なものであるかということに気が付かされます

・と同時に、知的であること、知的であろうとすることのもたらす、大いなる便益も思い知ることになります。そうした態度が、いかに人生を豊かなものとするか、ということです

・私にとって、知的であるということは謙虚であることです。知的であるということは、常に”自分が何も知らない”ということを認め続けることです