日記268
・で、今、新しい本を読んでます。
・しばらく積読していた、「書きたがる脳」。久々のノンフィクションです。
・作家が陥るような、書きたくても書けない、いわゆる”ライターズブロック”の状態と、その対照ともいえる、書きたくてたまらなくなる”ハイパーグラフィア”について、精神科医が書いてる本です。自身が症状として上記の状態を経験していることも説得力を増してるんですが、それよりなにより文学や文学者に対する歴史的認識の深さが魅力の本。
・何となれば、ヒトの脳、特に側頭葉に対するストレスが、上記のような症状を引き起こす可能性について言及している本です。
・自分自身の創作意欲が高まる時も、精神的なストレスを抱えていることが多いですね。小説然り、絵然り。