日記420

・中村圭志の「信じない人のための<宗教>講義」を読んでいます。最近のみすず書房の選書、すごくいいですよね

・さて、またもや漫然と、自分の知的生産活動について考えています。最近は、「独学大全」をはじめとするセルフスタディ本の助けを借りて得た知恵を基に、独学で何かを学ぶ際の初動が以前と比べてはるかにしっかりとしてきていて、未知の分野に挑むことに対する抵抗というものがだいぶ和らいできました。何かを新たに学ぶ際のアレルギー反応というか、そういうものがなくなってきている

・もちろん、スムーズに学びに入れるということは勉強の入り口に立っているだけのことであって、その後の継続やら、継続のためのメソッドの実践の方がはるかに大事なんですけど。まあそれはおいておいて

・あと、多分このブログで書き忘れているんですが、バーバラ=ミントの「考える技術・書く技術」で学んだことなんかが、実生活でとても役立っている。これも結局、ぼくにとってはセルフスタディのためのコツの一つなんですが、よく書くことはよく考えることですので、書く技術を磨くというのは大事なんだなということの再確認に繋がっています

・一例を挙げると、こないだもこのブログに書いた、留学の志望理由書に関して言えば、「書く」というプロセスの中で、きちんと自分のアイディアを育て上げながら、自分の考えをひとまとまりの文章に仕上げることができたという成功体験があります

・恥ずかしいので、具体的な内容については今はここでは挙げませんけど

・さて、いま、自分が何について考えるべきかということに思いを巡らせてみると、それはまず、TOEFLのスコアアップですね。で、これについては、もう自分が正しいと信じる方法を実践するしかないかなと思ってるんです。こないだも書いたような、ディクテーションと音読を組み合わせたような勉強方法で、基本稽古を毎日やるしかないなと。継続することによって力がつくということを、この歳になってようやく気が付いているわけですが、とにかくそういうことです

・これって思考停止ですかね?つまり、自分が一度確立したやり方を継続して実践するってことなんですけど

・いや、そうでもないと思いますよ。確かに、常によりよいやり方を模索するっていうことも大事だとは思うんですけど、結果が出ることも分かっている(リーディングの自己ベスト更新、等)し、何より今、例えば英語試験の予備校に頼って勉強メソッドを外注することが良い選択肢とは思えません。仮にこれで、最終締め切りまでスコアが上がらなかったとしても、自分としてはもう仕方がないと思うしかない

・青年期特有の悩みって感じ