日記351

・「可能の階梯」に入る前に、先ほどの動機付けに照らして、そもそも自分が何を学びたいかを改めて整理しましょう。ここ数年、悩み続けた問いですが、今ならそれなりに明確に答えることができます。マクロ経済学、動物倫理学、そして英語です。

マクロ経済学は、やはり、自分目の前の経済事象を「まるごと」理解するために必要不可欠だと思います。いつも「いつか勉強しなきゃ」と焦りばかり覚える、動学的な実証分析の手法については、その延長線上でもっと具体的な問題意識を持ってから取り組む性質のものです

・動物倫理学は…やはり、人と動物の繋がりをまるごと理解するために不可欠であろうと思います。その考え方、歴史についてきちんと学ばないと、現行の動物園批判も浅はかなものに留まるというのはここ数年紛れもなく感じていることです

・英語は、そもそもの勉強の対象というより、上記の勉強をスムーズに進めていくために不可欠なものです(⇒言語としての英語を、勉強の対象とするつもりではありません)。それが勉強の動機そのものです。勉強の仕方については、「独学大全」で紹介されている技法が、間違いなく/はかり知れず役に立つでしょう。加えて、もしかしたら、マクロ経済学を勉強していくために、やはり数学の重要性を再認識する場面も来るかもしれません