日記235

・もうちょいコロナの話。

 

・前も書いたんですけど、コロナになって、まあ色々大変だねということはもちろん否定するつもりはないです。日々亡くなっている方がいるのは事実だし、重症化すれば肉体的に苦しむということも話としては知っているし、重篤な後遺症が残ることも知っている

・そうしたもとで、無理やりポジティブな側面に目を向ける瞬間があってもいいんじゃないかなとも思うんです。そう思わないとやってられないということもあるが

・そのうちの一つが、街から酔っ払いが激減したことです。

・酔っ払い、嫌いなんですよ。正確に言うと、自分で自分をコントロールできていない状態が嫌い。自分がそうなるのも嫌だし、それで他人に迷惑をかけることが嫌だ。だいたいの酔っ払いは、他人に迷惑をかけたことすら記憶していないし

・コントロールの話に戻ります。例えば、若干関係ない話ですけど、男女問わず、過度に太っている人、過度に痩せている人も好きじゃないんです

・人間には生まれついて持ったボディバランスがあります。現に今、表面に現れているスタイルもそうだし、遺伝子として潜在的に持っているものの表面的なスタイルには表れていないということもありますが、とにかくそういう、所与のものがある、とぼくは思っています。科学的な根拠はないですけど、経験的にそういう発想をしている

・そこから大きく逸脱してしまうのは、健康を損ねているか、自己管理能力が欠如しているかのどちらかではないでしょうか。そして後者の状態が嫌いなんです

・もちろんこれには、自戒の意図もあります。ぼくは自分で自分の状態をコントロールしたいと思っているし、そのために努力することは、人間社会で生きていくうえでマナーに近いと思っている

・酔っ払いに話を戻すと、たとえ一時的にではあれ、自分で自分のコントロールを失いたくはないなということがメッセージでした

・コロナで飲み会が減り、結果として酔っ払いが減ったことで、街がすこし静かに、そして綺麗になったように思います。そしてそれは社会が成熟していくにあたって、多少意味のあることだと思います