日記338

・さて、唐突ですが、居合道道場に通おうと画策しています

www.iai.gr.jp

・ここが職場からも近いので、来週見学に行くことにしました

・えーと、なんで居合道なのかということは、いったん置いておきましょう。今大事なのは、「新しいことを始める」という部分です

・最近、内田樹の身体論を読み返しているのでそれに影響されたわけですけど、武道には「居着いてしまう」という概念があって、それは確かに自分が空手をかじっていた経験からもかなり実感を持って理解できるものです

・つまり、放っておくと、人はある一定の状態、多くの場合それは、「当面の間、居心地よい環境」ですけど、そこに居着いてしまう、ということです。武道的には、それは一つの動作を完了した後に、そこで身体が止まってしまい、身動きが取れなくなる状態を指します

・まあ、居着いてしまうのは、動作の完了後に限らないんですけどね。普通に立っているだけでも、そこから動けないという身体状態はよくある

・で、居着いてしまうのは、武道的には死を意味します。動けなければ斬られてしまうので

・ぼくは死にたくないので、常に新しい分野に挑戦していくことで身体をいつも「ここではない場所」に持って行きたいんです

・ということで、新しい習い事を始めるというお話