日記391

・あのー、一応、第Ⅰ期の振り返りという文脈で書きますけど、なんか最近、頭が良くなった気がするんですよ。なんなんでしょう、判断力というか、理解力ですね、そういうものが上がっている気がする

TOEFLスクリプトを読んだり聞いたりしていて、初見/初耳の物事を時間を措かずに理解する能力が向上している気がするんです。以前、友人と、英語の勉強の大変さを語り合っていた際に、「そもそも日本語で読み聞きしてもよく分からない」みたいな愚痴を言い合ったことがあるんですが、そういうことが少なくなった。これはどうしてでしょうか

・まず思いつくのは、前の記事に書いたような読書の影響なんですけど、そこは鶏/卵でして、つまり、以前だったらデカルトサルトルも途中で投げ出していた気がするんですよ。それを通読できるようになった時点で、既に理解力やら何やらは向上しているんだと思うんですね

・そうするとやっぱり、自分の勉強を曲がりなりにもやったからということになるでしょうか。ないしは居合のような、新しい身体作法を身に着けたことが影響しているかもしれない

・いや、やっぱり、自分の勉強を模索したことが大きい気がします。セルフマネジメントに近い話ですけど、自分の勉強のやり方を模索したことを通じて、自分を含む周辺世界をメタに認識する能力が大きく向上したんではなかろうかと思います

・ああ、分かってきた。つまり、そういうメタ認知が発達すると、目の前の情報をどんな文脈で解釈すべきか、ということが分かるようになるんですよ。結局、人間の脳は、コンテクストの中でしか情報を処理できないわけですから、メタな認識、汎用的なコンテクストをいくつも持っておくことによって、処理できる情報の量が増えるわけです。

・え、結論、もっとお勉強しようねってこと?