日記45

・というかですね、ここ数日の自分の態度について、反省する必要があります。

・今日もドル/円は動意なしでした。朝から夕方にかけて、2pips程度しか動いてないんじゃないですかね

・で、ここ数日、その理由を「ノーイベントだから」で済ませてきました。これを、反省しなくてはならない

・午前中の動きを見てみましょう。小幅ですが、ドル買い方向にありました。これを、昨日までのぼくは「堅調なアジア株につれた動き」と整理してしまっていました。それ以上のことを考えなかった

・ちゃんと見ましょう。午前中、二段階で上がってます。一回目は9時半ごろ、二回目は10時半ごろ。二回目は、上海株や香港株につれた上昇、でいいんです。でも、9時半は、韓国以外のアジア株マーケットは開いてない。

・ここは、9時55分ごろの仲値決定に向けた動意があったと見るべきなんです。そう考える根拠は、時間的なものの他に、今日がみなし5/10日だということがあります。つまり、実需勢、中でも事業法人の需要が多く出る。仲値前のマリーの結果、ドル不足が生じ、インターバンクでドル買いが相応にあったと見るべきなんです。

・ユーロ/ドルについても、ドイツの政局不安等から趨勢的に下がってる姿は変わりませんが、16時に5pipsほど上昇した局面を見逃してはいけない。ドイツの19年4QGDPです。ここも、数字だけみると真相がわかりません。

・市場予想は前期比+0.1%、出てきた数字は+0.0%。なぜマーケットはポジティブに反応したのか?

・実は、前期である3QGDPが上方修正されたんです。しかも0.1%。なので、ぴったり市場予想と同じだったことになります。これによって、ドイツはテクニカルリセッションを免れただけでなく、前年比は市場予想を上回ったのでユーロ/ドルが上がったわけです。

・アジア通貨に関しても、「方向感なく小動き」と言ってしまえばそれで終わりですが、実は押しなべて見れば対ドルで小幅下落している。これは、来週月曜がアメリカの祝日、プレジデントデーでマーケットが閉じるからです。週末、またコロナ関連でネガティブなヘッドラインが出ることを警戒して、エマージング通貨からの引き揚げが生じている。

・こうした、細かな動きを見逃してはならないのです。ドル/円が小動きだからといって、観察をサボってはならない。大いに反省しています。

・でも、一週間頑張ったからえらくない?

・えらいです