日記41

・会社終わりに学生時代の後輩と飲みに行きました。明日休みだしね。

・マーケット関連に詳しい奴なんで、飲みに行ったとは言いつつ勉強になりました。後半はお互い何喋ったか覚えてないけど

・大学時代をずっと一緒に過ごした後輩で、お互い遠慮も何もない関係がいいですね。今日も「先輩、人前でしゃべるとめっちゃ早口っすよ」とか「金融系の仕事しててこのレポート読んでないのはモグリっすよ」とか、ズケズケ言われました。言われたんですけど、全く悪い気はしない不思議な後輩です。

・それか、おれがドМなだけか?

・今日はわりと分かりやすい相場でしたね。リスクセンチメントははっきりと改善しない中で、ドル円は上値の重い展開。とくに為替だけに効く材料もなく、日株や上海株につれて上下しました。

・株に効いた材料として、中国の1月CPI、面白かったですね。まず、実績値は市場予想を上回りました。でもこの強さの要因の一つは、豚肉価格の高騰。この背景は豚コレラによるもの、要するに供給不足からくる「悪いインフレ」ですから、マーケットからは嫌気されてもおかしくなかったはずで、現に一部のアジア株は売られたという報道もありました。

・もう一つの要因として国家統計局が挙げていたのが、春節による需要増加。これは時期ずれ(昨年の春節は2月)によるテクニカルな要因なので、落ち着いて考えればマーケットが積極的に好感する材料にはなり得ないはずです。でも、総じてみれば、市場予想対比強い数字が好感された。ここに、いかにマーケットが投資家心理で動くかというダイナミズムみたいなものが感じられて面白いですね、ということをこんなに長いパッセージで書いてしまった。要約力!

・あとは鴻海の生産再開報道が、株の押し上げに寄与したと言われています。正確には、生産再開の承認を政府から取り付けた、みたいなんだったと思いますけど。結局、コロナウイルス実体経済に、いつまで/どれくらい影響を与えるかということに注目が集まるステージに来ているわけで、そういう意味でもCPI(コロナ後の期間も織り込んだハードデータ)が良かったことが、結構なインパクトを持ったとみるのが整合的でしょう。

・アジア各国の通貨については、これまで売られすぎていた豪ドルを中心に、韓国ウォンやフィリピンペソが戻してきました。ただし、前述したように、リスクセンチメントの改善ではなく、いったんのポジション調整によるもの。

・このブログ、ついに、初めて、人に教えてしまったんですよね。

・話していてすごく信頼できる人だったので、勢いでブログのことを言ってしまったものの、夜な夜な、とくに何の役にも立たない文章をごそごそ書いていることに対して、気持ち悪いと思われてしまうかもしれないという一抹の不安を抱えつつ、まあ別に読んでないからいいだろうという気持ちで、今日も思ったことを殴り書いてしまった。

・今週末から、空手を再開することになりました。年明けに今年の目標として書いたこと、ほとんど達成していて本当に偉いな…。ほかに何書いたか忘れましたけど。

・空手は、学生時代に内田樹の身体論を読んだことをきっかけに始めました。その辺の話はいずれまた書こう。

・週日に祝日が挟まれてるって、ふふ、素敵ですね。

・誰も損しない