日記33

・宮内悠介の「カブールの園」を読んでます。日系アメリカ人三世の話。マイノリティーを題材にしながら、普遍的な生きにくさを扱っていて面白いです。描写もシンプルながら独特でフックがある。

・今日は上野動物園に行きました。昨年11月にライオンが亡くなっていますけど、それを残念がっている人が結構多かった。人っていうか、子供が多いですけど。

・東園の奥まったところ、というか出口付近、にエゾシカがいるの、知りませんでした。その近くに動物解説室なるものがあることも。施設絡みで思い出しましたけど、ホッキョクグマ展示の目の前に動物医療センターがでかでかと完成していて、いかにも「動物園の役割はレクリエーションの提供だけじゃありませんよ~~」みたいなメッセージを出している感じがありました。

・動物園ブログに書くべきことを書いてしまった

 ・今日は米国の大統領選挙に関するマーケットレポートを読みました。レポートというか、概要解説ですけど。

・あと、昨日ですけど、イギリスのEU離脱に関するレポートも読んだ。政治情勢に弱いので、各シンクタンクとか証券会社がまとめてるレポート、助かりますね。逐次的な情勢も追えつつ、概要も分かるという。

ブレグジットについては、実際に離脱(1/31日)するまでも大変でしたけど、今後も大変ということですね。具体的には、EUとイギリスの間で貿易交渉を結びなおす必要があることと、それに関連して、イギリスとヨーロッパ各国との間でも貿易交渉を結ぶ必要があるので、そんなにリソースがあるんですかというのが一点。備忘のために書いときますけど、この協議をする場が「共同委員会」ですね。

・もう一点は、北アイルランドについて、英本土統合派と北アイルランド共和国派がバチバチになる可能性がある点。今般制定されたEU離脱協定(WAB)において、北アイルランドは、移行期間(2020年いっぱい)終了後も農産品/製造品基準などにおいてEU法の適用を受ける(=全島地域規制制度)わけですが、その具体的な運用とか、そもそもハードボーダー(国境障害物やら入出国、税関管理施設などなど)の復活/運用なんかについては今後議論を詰めていくわけで、その推移によっては過激テロの可能性もあるということです。

・ぜ~~~~んぶ、レポートの受け売りだよ

・文句あるか?

・来週の為替、どうなるでしょうね。週末に、またコロナウイルス関連のヘッドラインが出てます。「感染者が13000人を突破」「フィリピンで死亡者(中国本土以外の死亡者は初めて)」などなど。ドル円も、足元では108円30銭台まで下がりました。投資サイトのマーケットコメントとか見てると、割安で買いという意見が散見されますけど。ドル円だけの話をすれば、月末だったので、持ちすぎていたドルロングを巻き戻した、というのも影響しているはず。え、月末になるとなんでドルを売るんですか?あれか、日本の輸出業者が、会計のためにドルを円に戻すのか。いわゆるリパトリ。

・ほか、為替関連のニュースってありました?ユーロエリアGDPってどうなった、そういえば。ドイツ債の利回りがめちゃんこ下がってたので、どうせよくなかったんでしょ。

https://jp.reuters.com/article/euro-gdp-idJPKBN1ZU1CC?il=0

・やっぱり。前期比+0.1%(市場予想は+0.2%)、前年比+1.1%(同+1.2%)。ユーロエリアも、GDPは食品たばこアルコールが変動大きいので除くベースでもみるんですね。あたりまえか。

・来週はひとまず、米国のISMが出ますね。あと、中国本土市場が春節から明けます。株はかなり落ちるでしょうね。もちろん織り込み済みでしょうけど。だからアレか、ショートのポジションが現時点でかなり張られているので、ある程度下がったところで戻す展開か。超絶元安でしょう。