日記286

・これまでは、前者、つまり、そんなにがっつり経済学学ばんでも、英語力を身に着けると言う意味で、一年でも行ければいいやと思っていたわけですが、ほんまにそれでええんかということで悩み始めた

・一年で行って帰ってきた先輩たちの話を聞いてみると、例えばUCLAのapplied economicsのコースで経済学修士を取って帰ってきているわけですが、主に学ぶのはデータサイエンスというか、もっと言うと計量経済学なわけですね。

・そんで、そうなると、うちの会社には、計量経済学について修士レベルの知識を持っている人がごろごろいるわけですよ。そういう状況で、果たして自分がそこを取りに行くと言うことの希少性がどれだけあるのかと言う話です

・あー、長沼伸一郎の本を読んだせいで、希少性とエントロピー増大の話が頭にまとわりついている。つまり、希少性が減じる段階でエネルギーが生成されるっていうやつです。物理を学んだことは一時間たりともないので恐縮ですけど。

・つまり、と言いながら勝手に生勉強の解説を始めますけど、例えば水力発電を考えたときに、基本的には上から水が落ちる過程でエネルギーが引き出されるわけですね。世の中、基本的に物は下に溜まりますので、上にあるというのは希少性の高い状態と言える。そうしたもとで、希少性が落ちる、この場合で言うと上から下に落ちる際に、エネルギーが生じると言うことです