日記165

・オーバーナイトのドル/円は107.0-108.0でみています。

・特段材料ないもとで、米株先物は上がってますが、引き続き調節リスクあるということで広めにレンジとってます。ユーロ財務相会合は本日非公式カンファレンスが行われ、リカバリーファンドについて議論ある模様。

・来週は各国中銀会合に加え、昨日決定されたEU&英首相協議(15日予定)等々、それなりにイベント多いです。

・そんななかで、MPMですが、金利及び資産購入は据え置き予想、唯一変更あるとしたらコロナ対策貸出プログラムの増額です。もっとも、同プログラムは稼働が6月末ですから、初回オファー待たずに増額も不自然。従って「デフレに戻らないために幾らでも買う」(それが財政ファイナンスかどうかという議論はさておき)姿勢の確認にとどまるでしょう。

・中銀関連では、昨日フェドがレポオペテーブルを変更(最低ビッドレートを0.1%→IOER+0.5%ないしは1.0%に引き上げ、レポのタイミングを午前→午後に)。相場が調節で荒れ、かつ、6月末でスワップラインにマーケットが敏感なもとで、「空気読めてない」って感じ。