日記467

・下書きが消えてしまったのでもう一度頑張って書きます。島根県隠岐の島、中之島海士町のことです

・わたしたちはもう一度繋がるべきだ、と思ってこの十年間を過ごしてきました。何を言っているのか、今はわからなくて大丈夫ですが、とにかくそうした自分にとって、この島での経験はかなり特別な意味を持ちます

海士町の概要は以下の通りWikipediaをご覧になってください。

 

海士町 - Wikipedia

・今年の夏休み、二泊三日でこの町を訪れました。東京からは、飛行機とフェリーで6時間は優にかかります。これだけリモートな地域にもかかわらず、この島、町では人口が増加傾向にあります

・それがなぜかと言われれば、それだけこの島が魅力的で人を引き付けるということにつきますが、その具体的な内容を少し、自分なりに掘り下げてみました

・一人称で考えます。まず、わたしは、いろいろなものからかなり孤立して生きています。あえて「疎外」といってもいいかもしれませんが、とにかくまずは、自然から切り離されて生きています

・それから、他人から切り離されて生きています。そうした生き方をおのずから選択しているかどうかはここではどうでもいいとして、とにかく、過去のどの時点よりも、他人から切り離されて生きています

・どうしてこうなったのでしょうか?自然からの疎外については、単純に住んでいる場所の問題かもしれません。やっかいなのは後者です。昔よりも交友関係は広がっているのに、他人と自分を切り離しているのはどうしてでしょうか。

・ひとつには、これまでになく、他人と同質になろうとしているからだと思います。なんとなく、そうであるべきという圧力を感じています

・同質のものには優劣が付きます。それで、勝手に他人と自分を比較して、勝手に優劣をつけて、勝手に自尊感情を傷つけたりしていたのだと思います

海士町の話に戻ります。隠岐の島は、島後と呼ばれる最大の島のほか、海士町のある中之島、その北にある西ノ島、同じく西にある知夫里島の3つの小さな島に分かれます。この3つのうち、西ノ島は漁業が比較的盛んであり、知夫里島はブランド牛「隠岐牛」の子牛の育成が盛ん、中之島隠岐の島で唯一稲作を行っています。つまり、島をまたいで分業し、それぞれの生産物を交換し合っています

・そこに優劣はなく、それぞれが力を補い合って生きています。こうしたやり方を自分の人生に当てはめて生きようとすることは、ナイーブでしょうか?

・自分は他人とは異質だと、もう一度認識しようと思います。そのための行動をしようと思います。つまり、人がやらないことをやろうと思います

・そして、もう一度他人と繋がろうと思います。繋がってもらえるよう、努力しようと思います

・わたしはあなたとは違います。そうしたわたしだからこそ、あなたのためにできることがあります。それを少しずつ見つけていこうと思います。それは、わたし自身を再発見することと同義です