日記57

・「人間は変われるか」という話をしたいんです

・水曜から重すぎる

・水曜じゃなくても重すぎる

・一回じゃ書ききれないので、何回かに分けて書きます

・そもそも、この問題について考えようと思ったきっかけを書くだけで一回分になってしまう

・とりあえず為替の話をしましょうね。

・日中は動意ありません。本日はスポット末日なので、取引としてはそれなりに活発だったかと思いますが、揉み合いのようなかたちで値幅は限定的。

・ドル/円の水準感、不気味と言えば不気味です。昨日のオーバーナイトで米10年債利回りは一時既往最低水準の1.3を割ったわけです。これは16年7月以来、ブレグジッド関連で世界がゴタついた時であって、そのときのドル/円はたしか100円台前半でしたから、今もなお110円を全く割れてこないのは、なんなんでしょう、フローと言ったって、そこは当時から変わらないわけだし。

・今回の新型肺炎拡大を契機としたリスクオフの中では、その震源地である中国から日本が地理的に近いことを考えれば、いま日本のアセットを積極的に買う地合いにないという、ありきたりな話で済ませてしまっていいのだろうか

・そうはいっても上値は重いわけですし。

・まあ、こないだ不気味なフローで水準が切り上がってるっていうのもありますけどね

・話をめちゃくちゃ変えます

・イ=ヨンドという韓国の作家の「ドラゴンラージャ」という、まあ児童小説ですね、冒険ものなんですけど、この本が、なかなかどうして、面白いんですよ。全12巻。子供に読ます気、ある?

・んで、この本が、冒頭の「人間は変われるか」という問いの契機です

・ちなみにこの本、訳者のせいもあって、表現はすごく稚拙だし、ちょっと悪く言うと、できそこないのラノベみたいな文章が続く箇所もあったりするんですけど、伝えようとしているメッセージは児童文学と思えないほど深い。訳者の人、すいません

・まあファンタジーでよくありがちな、ドワーフとかエルフとかドラゴンとかオークとかが出てきて冒険が進んでいくわけですけど、普通のファンタジーと違うのは、こうした人ならざるものとの対話を通じて、「人間とはなにか」「自分とはなにか」ということを主人公が知っていくということなんです。もちろん、シリアスなだけじゃなくて、冒険ものとして、ストーリーもとても面白いし、キャラクターも魅力的です

・こんなシーンがあります。エルフとオークが…みたいなことを書くのは平日では無理だ

・はっきり言っときますけど、キーボード、買って大正解でした

・あざす