日記388

・最近、横浜はみなとみらいのカフェで朝ご飯を食べることがあるんですけど、これ楽しいですね。月に一回くらいやりたい

・さて、相変わらず自分の勉強について考えています。荒木優太の「在野研究ビギナーズ」を図書館で立ち読みしたんですね。それを受けて少し考えたことを書いておきたい

・本の内容としては、何人かの在野研究者(=大学に属さない研究者)が出てきて、自分の研究スタンス/メソッドを語るというものだったんですけど、気になったのは全員が全員、大学院の前期課程修了者なんですよ。ひねくれた読者(ぼくのことです)からすると、大学院教育を受けたものだけが在野研究者たりえるというメッセージにも読めてしまって、学部卒である自分はどうしたらいいんじゃという疑問に囚われてしまった、ということなんですね

・在野研究者となるには、結局大学院レベルのアカデミックスキルが必要で、それを身に着けて立派な在野研究者となりたいならまず大学院に行きなさい、というね。そうなると在野研究って何なんですか、先生

・まあもちろん、これは極端な議論で、ぼくの周りにいる前期課程修了者が、全員確立された自分なりのアカデミックスキルを持って在野研究に臨んでいるかと言われるとよく分からないし、学部卒でも立派に研究生活をしている友達もいます。

・自分に立ち返ると、およそ確立されたアカデミックスキルなどないもとで、それでも自分なりの方法を模索していると、まあ多少カッコつけて言うとそうなるんだと思うんですが、いかんせん自分のやり方に自信は持てないし、誰も指導もしてくれない。

・と、ここまで書いてきて思いましたけど、人生なんて大概そんなもんじゃないですか?誰かが何かを親切に教えてくれるなんて、都合のいい空想です

・ただし、良き友人の力を借りることはできます。周りから刺激を受けたり、悩みを共有したり、教えあったりしながら研究を深化させることはできる

・ということで、いま信じているやり方を淡々とやっていくしかないということですね。かつ、自分が本当に気になる分野、知りたいことだけにフォーカスして、研究していくことが大事だなと思っています