日記239

・とりあえず明日(9/6日)の勉強会のために、為替関連で頭を整理します

・題材は、これ

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・一見して、前回対比スポット取引が増えてるのは、ドル円のボラが上がったからってことを言いたいんでしょうっていうのは、まあ、わかります

・まず、ここで言っている為替スワップと通貨スワップの定義をちゃんとしましょう

為替スワップと通貨スワップ~米ドル調達コスト上昇の影響 | 株予報コラム

・こーんな、素性の知れないリンクも載せちゃうよ~~

・概念が分かればそれでいいので

・"前回のレポートでは為替ヘッジに焦点をあて、その具体的手段である為替先物予約は「為替スワップ」という取引を通じて行われるとお話ししました。異なる2通貨を一定期間交換するという点では「通貨スワップ」も同種の取引ですが、最近の為替市場では、ドル調達コストの上昇により、これらの取引に変化が生じていることが話題になっています。"

・という前提で、解説お願いします。この時期も、ドル短期金利が上昇してたんでしょうかね

・”為替スワップは、異なる2通貨を期初のスポット(約定日から2営業日後の受け渡し)レートと期末の先物レートで同時に反対売買する形で交換し、それぞれの金利(固定金利)の受け払いを金利差として先物レートに織り込む形で交換する取引です。通貨スワップは、期初と期末に異なる2通貨を同一為替レートで交換し、期中と期末にそれぞれの金利(変動金利ロンドン銀行間取引金利であるLIBORが一般的)を交換する取引です(図表1)。なお取引期間は為替スワップが1年未満、通貨スワップは1年超が主流となっています。”

・まず、期中に金利の受払いが発生するかどうかが違うんです、と。はあ。つまり、為替スワップ金利差によって発生する損益を、期初の段階で織り込んでしまって受払を行うということですか。

・まああと小ネタとしては、主流の年限が違う。

・まずは為替スワップの話。

・”円の運用と米ドルの調達という組み合わせにおいて、米ドルの調達コストが上昇した場合、為替スワップでは先物レートの受取円貨が減少します。この時、ドル円先物レートはスポットレートに比べ円高方向に進むため、スポットレートと先物レートの差である「直先スプレッド」はマイナス方向に拡大します。”

・と書いてますが、ちゃんと言うと、実際には、あるスワップレートで約定が成立すれば、その後はいくらドルの調達レートが変動しようが、期末にやり取りする元本の時価は不変なはずですよね?だってそうじゃないと、為替リスク回避っつー、為替予約取引の意味がなくなるじゃんね

・だからここで言ってんのは、ドル調達コストが上昇すると、為替スワップ取引そのものがしにくくなるよ、ってことですよね

・ですよねっつってもだれも知りませんが

・というか、まさにそのことが下に書いてあった

・”本邦勢など米ドル調達側にとって、調達コストの上昇はヘッジコスト上昇に直結します。例えば本邦機関投資家が為替スワップを用いてヘッジ付き米国債投資を行っている場合、直先スプレッドが拡大すれば円換算リターンは減少します。また本邦輸出企業がドル売り・円買いの先物予約を行う場合、先物為替レートは直先スプレッド拡大の影響で、平時よりもドル安・円高の不利な水準になってしまいます。”

・つーか、今回のこの取引高サーベイ、為替スワップが結構増えてますけど、20/4月って、もうドル調達コストって落ち着いてたんでしたっけか。なんか、さすがにコロナ前よりは高かった気がしますが

・まあ、為替スワップが増えればその裏の取引であるスポット取引も増えますんで、スポットが大きめに増えてるのはいいですけどね。

・通貨スワップは次の記事に続く