日記18

・このあと飲み会で、今日中にブログを更新できるかわかりませんので、先になんとなく書いておきます。こんばんは、引越し中です。

・今日は知的生産活動をなにもしていない。引越ししながら、本を段ボールにつめていて、今後も従来と同じペースで本を買っていたら大変なことになるなと思いました。

・今は実物の本と、AmazonKindleの本を並行的に購入してるんですが、ここにはある種の悩ましさがある、それについて書きます。

・始めに、ぼくの信条的な話ですけど、将来的に子どもをもつことを想定した際に、「親の本棚」というのが意外と大事なんじゃないかというものがあります。ぼくの両親は、どちらもたくさん本を持っていて、その蔵書を通じて彼らの人となりを知ることが多少なりともありましたし、これだけ本を読んできたひとがぼくに対して理不尽なことを言うこともないだろうという一種の信頼があったおかげで、ぼくの反抗期もほとんどなかったという側面がある。

・そうすると、ぼくは実用書よりも小説をよく読みますので、とくに小説については、実物の本を持っておきたいという気持ちがある。実用書については、あくまで必要な知識を仕入れるためだけの読書でありますので、あまり思い入れがない。

・ところがですね、色々と試した結果、「小説はKindleで読み、実用書は実物で読む」のがしっくり来るということが分かってしまったんです。まず、実用書については、必要な知識だけ欲しいので、とにかく飛ばし読みをしたい。すごいスピードでページをめくって、必要なところを読み込み、当面不要なところはまた後で手にとって読みたい。

・逆にですね、小説は、文芸でありますので、可能な限り自分の全身全霊を傾けて、じっくりと楽しみたい。一行一行、味わって読みたいんです。

・となると、実用書は実物をすごいスピードでめくる読み方、小説はKindleかなんかで、じっくりと読む読み方がどうしてもフィットするんです。Kindleの本は、がしっと掴んで、ある種乱暴にめくるという読み方ができませんから。

・しかもですね、読み終わった本を売ることを考えると、ぼくの場合は実用書を売る機会の方が多いわけです。知識さえ得てしまえば、ほとんど用済みなので。逆に、小説については、「ぼくはこんな小説を愛しています」というメッセージを持たせることも含めて、本棚に置いておきたい。

・それなのに、小説についてはKindleで買うという運用の方が、理論的には良さそう、ということで、非常に悩ましさを感じています。

・どうにかなりませんか

・誰か