日記6

・仕事始めです。正月休み、一瞬でした。無かったも同然。もう一回頂戴してもいいですか?そういうのナシですか?

・諸事情により、30分以内にこのブログを書き上げる必要があります。

・今日は仕事終わりに、家電量販店に寄ってモバイルキーボードを見てきました。10,000円弱くらいで買えそう。実物に触れてみて、意外と高級感あるっていうか、かなりしっかり打てそうですし、バックライト搭載で暗いところでも打てるとか、無線有線の両方でスマホに接続できるとか、複数台のデバイスに接続できるとか、いいところがいっぱいあったんですけど、いいところを発見するたびに、「こんなにいいものが10,000円もしないで買えていいのか?」「何か裏があるのではないか?」「これでキーを一つ叩くたびに、何の罪もない人の口内炎が一つずつ増えていったりしないか?」「それはつまりキー内炎ということか?」といった疑問が沸いてきて、買うことができなかった

・よりきちんと説明するとですね、そもそもですけど、まあバックライトが付けば、おっしゃる通り暗いところでもスイスイ打てるぜみたいなことだと思うんですけど、ぼく暗いところでパソコン打たないし、というか目が弱くて夜中にパソコン打ちたくないからスマホ用キーボード買うんだってことを思い出したり、無線でも有線でもとにかく繋がりゃいいじゃんと思ったり、スマホ以外にタイピングが必要になるデジタルデヴァイスを持っていないなどといったことを走馬灯的に思い出したんです

・「キー内炎」、無しにしてください。

・今読んでる本は、イアン・マッキューアンの「アムステルダム」。イギリスのシュッとした感じの小説で、風呂に入りながら読んでいる。風呂に入りながら本を読むことについて、賛否が分かれると思うので以下で説明します。ぼくは賛でも否でもありません。

・まず、分かりやすいのは「風呂で本を読むなんてあり得ない」派の意見。その論拠として最も弱いのは、「本がしわしわになる」というもの。これは、コンビニで売っているハンカチの縫製くらい弱い。すなわち、本なんてしわしわになっても誰も困らない。

・本棚に置く際に、なんか気になるのでしょう。しわしわの本を持って歩くのが、恥ずかしいのでしょう。つまり、「本がしわしわになって困る」というのは、全てあなたの気持ち一つの問題なのです。この本がしわしわだと思うあなたの心がそこにあるだけなのです

・「風呂で本を読むことは不衛生だ」という主張もある。これは結構、広い共感を得られる。「2020年、ネズミ年の年賀状にミッキー&ミニーを用いる人はややメンヘラである」という主張と同じくらい、広い共感を得られる。

・これに対する反論としては、「本がそもそも不衛生なら、どこで読んでも不衛生だ」というものが挙げられる。

・でも、「風呂で本読まないで」派の人に、この反論が刺さることはない。なぜなら、彼らにとって、本が不衛生であることが問題なのではなく、風呂という(彼らにとって)無条件で清潔な場所に本を持ち込む行為自体がタブーだからだ。

・ミッキーとかミニーとかって、伏せ字にしなきゃいけないんでしたっけ?

・とにかく、潔癖症の人は、そういう論調を持っている。

・だから何だ

・知ったような口をきくな

・うそ、きいていいよ

・ひどいこと言ってごめんね

・残り20分

・「まず、」で始まるブレットがあるのに、「次に、」で始まるブレットがない。そういう足の引っ張り方をする人は、次回の競馬であり得ない負け方をします

・「アムステルダム」、佳境というかクライマックスで手が止まってしまっている。昨日あまりに長く風呂に入りすぎて湯当たりする寸前でした。このギリギリの感じが、スリリングでたまらない、やっぱり、風呂で読書、やめらんねえぜ…っ!

・今日は、というかよくあることなんですけど、夕飯を作りました。味噌汁と炒め物で、合計して葱を丸々一本使ってしまった おれは葱の妖怪

・気が付けば1,500文字も書いている。どうなっているんだ?

・仕事帰りの電車の中で、「ブログを毎日続けるコツ」みたいなウェブページを見てました。コツは、「毎日続けること」らしい。禅問答か?

・もしくは、トートロジー小学校の1年生か?

・今日は真面目な話を一つもしていない。でも今後はしばらくこういう感じになると思います。

・うふ